菊丸くんのお悩み相談室リターンズ!

                                                         (立海:丸井ブン太編)





英二  「みんなっ!あけおめ!ことよろ!菊丸くんのお悩み相談室が戻ってきたよ!」


大石  「英二。新年の挨拶は松の内までって言って、7日までなんだよ」

英二  「え〜そうなの?知らなかったにゃ!」

大石  「にゃ!って・・・可愛いな・・・じゃなかった。

     昨日サザエさんでもしてただろ?観なかったのか?」

英二  「昨日?あ〜俺ゲームしてた」

大石  「ゲームって、あれ程ゲームはほどほどにって言ってあるのに・・・・」

英二  「まぁまぁ堅い事言うなって!」

大石  「ったく・・・兎に角、関東では7日っていうのが一般常識。

     まぁ関西では小正月の15日までって聞いた事もあるけどな」

英二  「そうなんだ。んじゃいいじゃん!」

大石  「ん〜〜でもな・・・」

 


(突如 ブン太乱入!)



ブン太 「おいお前ら遅せーよ!いつまで待たせんだよ!もう寒くって待ってらんねーよ!」

英二  「わっ!丸井!勝手に入って来たら駄目じゃんか!もう少し待っててよ!

     ちゃんと呼ぶからさ!」

ブン太 「・・んだよ。いつまでもイチャイチャしてたら帰るからな!」

英二  「わかったって!すぐ呼ぶからさ!」

ブン太 「・・・ったく。早くしてくれよ!」

英二  「OK!OK!って訳で大石っ!隣で待っててくれる?」

大石  「えっ?」

英二  「隣」

大石  「今年も・・・なのか?」

英二  「そんなの当たり前じゃん!だってコレ俺のコーナーだよ?」

大石  「そっそうか・・・そうだな・・・わかった。

      じゃあ隣で待ってるから」



(結局今年も後ろ髪を引かれながら、大石隣の部屋へ退場)



英二  「ではでは、今年1回目の相談者を呼びたいと思います!

     立海大付属中3年、丸井ブン太くんです」

ブン太 「よう!今年もシクヨロ!立海大付属中3年、丸井ブン太だ。」

英二  「おーよろしく!じゃあ早速始めよっか」

ブン太 「おう!あっ・・その前になんか食うもんないの?ここ?」

英二  「あーそこのポテチ食べてもいいよ」

ブン太 「ポテチか・・・俺、甘いもんが好きなんだけど・・・」

英二  「甘いもの?それしかないよ」

ブン太 「え〜マジかよ。仕方ねぇな。まぁ・・・ないよりましか」



(ブン太ポテチの袋を片手にバリバリ食べだす)



英二  「んじゃあ本題に戻すけどさ・・・丸井の悩み事って何?」

ブン太 「俺?俺はねぇよ」

英二  「えっ!ないの?」

ブン太 「俺は天才だぜ。ある訳ねぇじゃん」

英二  「マジで?っていうか・・・このパターン前にもあったような・・・」

ブン太 「どうした菊丸?」

英二  「へ?あぁ・・・じゃあなんで来たんだよ!」

ブン太 「そりゃあアレだよ。俺にはねぇけど・・俺の知り合いが、悩み多い奴だからな

     その代わりだよ。代わり!」

英二  「代理ってこと?」

ブン太 「そうそれ!別に構わねぇだろ?そんなんでも」

英二  「う〜ん。ホントは本人が来てくれる方がいいけど・・・

     今更ゲスト代えるのも面倒だし・・・まっいいかっ。

     それで、その知り合いって奴の悩みって何?」

ブン太 「ん?何だって?(ポテチに夢中で話を聞いてなかった)」

英二  「だから悩み!」

ブン太 「あー悩みね。そいつさぁハゲてんだけど。

     あっハゲてるって言っても自分で剃ってるんだぜ。

     このくそ寒ぃ時期によくハゲでいられるよなー」

英二  「それが悩み?」

ブン太 「そんな訳ねぇだろぃ。余談だよ余談。兎に角そのハゲのオヤジがさぁ

     去年の夏前まで無職でさぁ。

     やっと夏ごろブラジル料理のお店に就職が決まったんだよ。

     そしたらこの不況だろ?かなりやべーみたいなんだよな」

英二  「えー!それすっごくヤバイじゃん!」

ブン太 「だからヤバイって言ってんじゃん!」

英二  「で、どうすんの?もう無職決定なの?ジャッカル大丈夫なの?」

ブン太 「あーまだ決定じゃないけどな。取り敢えずなんかあった時の為にも

     新聞配達でもしたら?って言ってんだけどな」

英二  「おぉ!それいいじゃん。やっぱ何かあった時は家族で支えあわなきゃな!」

ブン太 「そうそう。何事も起こってからじゃ遅いしな」

英二  「あっ・・・でもそれだともう悩み解決してんじゃん」

ブン太 「あぁそっか・・そういう事になるな・・・てことは他の悩みだな」

英二  「頼むよ丸井」

ブン太 「おう任せとけって!他だろ?えっと・・あぁそうだ!

     そのハゲにはさ、生意気な後輩がいんだけどよ。

     キレるとデビル化してホント手がつけられねーんだわ」

英二  「うんうん。切原のアレはヤバイよね」

ブン太 「んでそれを止める役がそのハゲなんだよ。で、毎回アザだらけ」

英二  「わーマジ悲惨・・・苦労してんなジャッカル・・・」

ブン太 「そうなんだよ。まっでも他に止める奴がいないから、

     仕方ないっちゃ仕方ないんだけどな」

英二  「そうか誰も止める奴がいなきゃ、ジャッカルが止めるしかないよな」

ブン太 「だろぃ」

英二  「って・・・これももう解決しんてんじゃん!」

ブン太 「あーだな・・・やっぱハゲの悩み事じゃ無理か・・・・

     じゃあさ、どっかにいいスイーツの食べ放題ないかな?」

英二  「スイーツの食べ放題?ん〜〜〜〜あっ!そういえば姉ちゃんが最近駅前に

     新しく美味しいスイーツの店が出来たとか言ってたな・・・」

ブン太 「マジ!で、食べ放題は?」

英二  「確か・・・やってたと思う!」

ブン太 「おぉ!ビンゴ!じゃあ今から行こうぜ!」

英二  「そうだなっ!今年1回目の悩みも無事に解決って事で行きますかっ!」

ブン太 「おう!もうこれでもかーってぐらい食ってやるぜ!」

英二  「という訳で、今回のお悩みも無事解決!まだまだ悩みは募集してるから

     悩んでる奴は相談してね!菊丸君のお悩み相談室でした。ばいばーい!」



(対談終了直後)



英二  「ねぇねぇ大石も連れてっていい?」

ブン太 「おうもちろん構わねぇよ。あっハゲも来てんだけどいいか?」

英二  「なんだジャッカルも来てたの?もちろん全然いいよ!」

ブン太 「んじゃあ呼んで早速行こうぜ!」

英二  「おう!」



(隣の部屋)



ジャッカル 「なぁ大石・・・俺の事をハゲ呼ばわりするブン太も酷いと思うけどよ・・・

       ハゲで通じる菊丸はどうなんだ?」

大石    「えっ?あぁ・・それは立海でスキンヘッドっていえばジャッカルしかいないじゃないか!

       だからだよ・・・ハハハハ・・・(カラ笑い&冷や汗)」

ジャッカル 「そうか・・そうだな・・じゃあ後で1つだけ菊丸に伝えておいてくれるか?」

大石    「えっ何を?」

ジャッカル 「俺のオヤジは・・・大丈夫だ・・・」

大石    「そっそうか・・わかった。必ず伝える!」

ジャッカル 「それともう1つ・・・」

大石    「えっ?まだあるのか?さっき1つって・・・」

ジャッカル 「いい病院があれば紹介してくれ・・・」

大石    「・・・そうか・・・それなら俺が相談に乗るよ」





                                                                       END




今年初めにUPしていたものです。

お悩み相談室リターンズ・・・

どうしても立海と氷帝に偏るのは・・・やっぱ好きなんですよね☆

という訳で・・・黄金週間またの名を大菊週間・・・楽しんで下さいvv

そして最後に・・・ジャッカルファンの方!

ハゲハゲって連呼して・・・スミマセン(汗)

これも愛ゆえに・・と思って大きな心で受け止めて貰えると嬉しいです。

2009.5.3